2013年2月5日火曜日

ソフトウェア開発のノウハウ



前提:ソフトウェアの開発 = 知的生産活動
(1)ビジョンステートメント
(2)仕様とアーキテクチャを固めるためのプロトタイピング
(3)スタートダッシュの20%で80%の完成を目指す
(4)頻繁なαリリース



前提:ソフトウェアの開発 = 知的生産活動
クリエイティビティに100%のコストが集中している。
そのため、どれだけ人数とお金を投入したところで、成果が全くでない事がある。
複数の行程に分割して、それぞれの作業コストを見積もるということも難しい。
大事なのはクリエイティビティ。

(1)ビジョンステートメント
最初に作ろうとしているソフトウェアが成し遂げようとしているビジョンを明確に定めて、それは明文化しておく。これを行うことによって、制作の途中で本来何をすべきだったかを忘れて迷走することを防ぎ、さらにはモチベーションを高めることができる。

(2)仕様とアーキテクチャを固めるためのプロトタイピング
実際に形にしてみないと、本当に必要な仕様や最適なアーキテクチャを理解できない。
つくっていく過程で「ここはこうしたい」「こうすれば他でもうまくいく」など新しいアイデアが生まれてくるのである。細部まで作ってからのアーキテクチャの変更は不可能に近いので、この段階で徹底的に妥協無しで作り直しをする必要がある。